なぜ「読書空間 ひつじ日和」なの?よく尋ねられる質問のひとつです。店主に聞いてみましたら、ごにょごにょっと、はっきりした回答は得られませんでした。その態度は経験上、答えるよりもよかったら感じてみて下さい、なのかなと思いました。本だけでもない、喫茶だけでもない、そのあたりのぼわっとした状態を表す言葉を探した結果です。
空間とか余白とか、スペースは大事ですね。
偶然であったとしても店名に「空間」と付いているのはいいな。
〈絶え間ない思考の流れで占領されている心に、ほんの一瞬であれ空間が開かれた。たとえかすかであっても、生き生きとした安らぎが感じられる。〉
上記はエックハルト・トール著 ニュー・アースから。スペースができたとき、エゴでいっぱいの思考が鎮まり、本来の自分が今に在ると気づくことができるとしたら…。空間っていいなと、あらためて感じました。
エックハルト・トール「ニュー・アース」
読書空間 ひつじ日和