ジョン・レノンは歌いました。
国境も、宗教も、所有とういう概念も無い、全てを皆で共有する世界を想像してみよう、と。
ルトガー・ブレグマンはこの本で述べます。
仕事の概念を再定義し、国境を開き、富を皆で分け与えよう、と。
どちらも夢想家だと思うかもしれません。
でもほんの数年前までありえなかったことが実現していることもたくさんあります。
人間が人間らしく生きていくための基本ではないでしょうか。
ベーシックインカムは実現出来たら良い事ばかりです。
財源については疑問がありました。
この本を読むとそれほど難しいことではないように思います。
GDPや偏差値を無くすだけで少しずつ変わりそうです。
そんな世界を想像してみましょう。
ルトガー・ブレグマン「隷属なき道 」
読書空間 ひつじ日和