ある晩、パリのタクシー運転手さんのドキュメンタリーを観ました。どの街のタクシーにも素敵な人間模様はあるはずですが、パリの街は舞台装置としてやはり魅力的ですね。気になったついでに翌日の朝一、映画「PARIS TAXI」に出掛けてきました。
時間が合うという理由で選び映画館へ。そのためか、予想外の展開ばかりで感情が揺さぶられ、しばらく心ここに在らずの状態になりました。人間という生きものの美醜。一気に色々押し寄せてくる90分。「怒ると老いる、笑えば若返る」は忘れないでいよう。
タクシーの窓越しに名所巡りを一緒にしているうち、パリを訪れたことがある方は否が応でも、思い出が浮かんでくるしょう。
フランのフランスは遥か20世紀の話。地下鉄で降りる駅を間違えながら、頑張って冒険した当時の自分を、ちゃんと認めてあげてもいいかなという気持ちにもなりました。
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