現在の日本では移民がかなり制限されています。
特に難民となるとほとんど拒否しているといった状況です。
確かに言葉も通じない人達が近くに住んでいたら怖いと思うはずです。
でも同じ人間です。
交流すればきっと良い関係を築くことが出来るはずです。
第二次世界大戦中、日本行又は通過のビザを発行しまくった人がいました。
杉原千畝。
ドイツからもソ連からも迫害されて難民化した人々に対して、かなりの枚数を発行したようです。
しかも日本政府の”ご意向”を巧みにやり過ごしながら。
なんでそんなことができたのでしょうか。
杉原千畝とはどんな人物だったのでしょうか。
「情報」をキーワードに人物像を描きます。
時代を読み解く知性、少ないチャンスを活かすための決断力と度胸、そして人々への愛。
誇り、見習うべき人物です。
白石仁章「情報に賭けた外交官 杉原千畝」
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