「京都で読む徒然草」を浜松で読みました。古典の授業で出会った兼好法師は、正直お説教くさいな〜と思っていました。
もし徒然草が、経験や歳を重ねた分だけ面白いと感じられるようにできているとしたら。今の自分がよくわかってしまう、おそろしくも愉快な読み物なのですね。
さて、ここからは勝手な想像。兼好さんなら、こちらのページ用の写真にどちらがお好みでしょうか。
「雲ひとつなく余計な人工物もない完璧な夕陽」それとも、「電線にまみれ車窓から無理矢理に撮った夕陽」
え〜い、こっちだ!あ、やっぱりそれは、ただの深読みだったかな。わかりませんね。
村松 栄子「京都で読む徒然草」
読書空間 ひつじ日和