世界中の人がアメリカ人と同じような浪費生活を行うとすれば、地球が5.6個必要です。
10年前の本なので、今はもしかしたら7個分くらい必要になっているかもしれません。
そんな状況を街をテーマに思考実験をしながら学ぶことができます。
例えば「歩いて行ける場所にないものはなにか、思いつくだけリストアップしてみよう。」
例えば「じぶんが王様だったらいえのまわりのどれくらいまでが領土だったら都合がいいか考えてみよう。」
歩いて生活が可能な街づくりは基本なのではないでしょうか。
フランスのお年寄りはよく歩くそうです。
できれば人だけが入ることのできる区域もできるだけ広くしたい。
畑もあちこちにあるといいですね。
生ごみは畑に埋めましょう。
楽しく発電する方法も考えたいです。
子どもがすべり台を利用すると発電できる遊具とかどうでしょうか。
トランポリンで発電機を回したり。
家庭用下水道発電はもうありそうですね。
想像が止まらなくなる1冊です。
三浦丈典「こっそりごっそりまちをかえよう。 このおおきな世界をつくる、ほんのちいさな作戦。」
読書空間 ひつじ日和