ファックスについて

 

3年前、新型コロナウイルスの発生報告にファックスを使用しているという報道がありました。
今更ファックス、という反応が結構あったかと思いますが、ファックスがまだまだ利用されているという業種は多いのではないでしょうか。

特に人が体を動かすことがメインの業種です。
パソコンが無い訳ではなく、電子メールも使用ができるけれど、パソコンやスキャナーは共有で、取り込み(データ化)が困難である場合。
医療機関は結構あてはまりそうです。


製造業もファックスばかりです。
汚れた手を都度洗ってパソコンへ向かう方が億劫です。
必要なことを書き込み、機械に読み込んでもらうだけ。
メールはこちからから確認しないといけませんが、ファックスは印刷までやってくれます。
意外と便利、という気持ちはわからなくはありません。
難点は細かい文字が見難い、ということだけでしょうか。

 

ワシントン・ポストの「ニッポンはなぜ”ファックス”をやめられないのか?」という記事をクーリエ・ジャポンが伝えました。
手書き重視の文化を原因の一つとし、世代交代まで待つしかない?と締めますが、もしかしたらこのまま残る可能性すらあります。

 

届いたファックスをパソコンに自動で取り込んだり、パソコンからファックスを送信したり、周辺ソフトの進化で便利に拍車がかかっていると感じます。

 

ニッポンはこのまま、様々な分野で独自の進化を続けるのでしょうか。

 

 

クーリエ・ジャポン編「海外メディアは見た 不思議の国ニッポン」

 

 

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