ある人の思考はその人がたどってきた人生によるものだと思います。
その結果似たような発想をし、同じような言葉遣いをしているはずです。
枠から外れたことばたちは新鮮で、時には心の奥底をぐちゃぐちゃとかき回します。
平易なことばであればあるほど混沌としてくるようにも思います。
これらを強く感じたのがこの本です。
ジョン・レノンは言いました。
「ぼくがこれまでに燃やした本の中でこれが一番偉大な本だ。」
(エピグラフより)
ジョン・レノンがヨーコさんに惹かれた理由はこんなところにもあるのでしょうか。
オノ・ヨーコ「グレープフルーツ・ジュース」
読書空間 ひつじ日和