未来の作り方

 

個人の小さな力で、世の中を少しずつ変えていくことは可能なのでしょうか。
防衛費が増額されてしまったり、選挙に行っても何も変わらなかったり。
そう思ってしまうのも無理はありません。
でもその小さな行動の積み重ねが大きなうねりとなり、世の中を動かすことになります。

 

この本にはそんな小さな行動の実践者がたくさん登場します。
二つの問題をつなげて両方解決してしまったり、提案したアイデアがいつの間にか公共サービスとして実施されていたり、廃棄されてしまうごぼうを人気商品にしたり。

 

二宮尊徳さんは言いました。
「小さなことが積み重なって大きなこととなる。小さなことをおろそかにしてはいけない」(積小為大:せきしょういだい)

 

皆が再生可能エネルギーを選択すれば、化石や原子力は縮小してゆくでしょう。
近隣の国と仲良くしたいと全員が思えば防衛費は最低限で良いはずです。

何かを選択するときに少し立ち止まって想像するだけです。
完璧である必要もありません。

ほしい未来をつくりましょう。

 

 

グリーンズ編「日本をソーシャルデザインする ほしい未来は、自分たちでつくる。」

 

 

読書空間 ひつじ日和