人間はどうしても自分のことを優先したくなってしまうものです。
半面、利他的に生きる気持ちよさも合わせ持っています。
頭で考えると利己的になってしまいそうです。
本能は意外と利他的なのかもしれません。
進化の過程で利己的に生きることへ少し傾いてしまったのではないでしょうか。
このバランスが崩れてしまうと、こころが崩壊してしまいます。
ここに登場する先生は、その平衡点を教えてくれているのだと思います。
高校の教科書に載っていて夢中で読んだ作品。
今もまだ教科書に載っている名作です。
夏目漱石「こころ」
読書空間 ひつじ日和