正岡子規を入口に知った夏井さん。
その半生は山あり谷あり。
動けば人に出会い、それが次の出会いのきっかけとなり、どんどん広がっていくパワフルな人生。
マイナスと思われることも持ち前の思考でプラスに変えてしまいます。
ライフワークでもある俳句の入口を広く、低くしようとする活動はとてもうまく行っているように思います。
松山に正岡子規と夏井いつきあり。
我が家の子供たちも小学校の授業で俳句を愉しんでいたみたいです。
これももしかしたら夏井さんの活動の成果なのかもしれません。
心が複雑骨折をすればするほど、きっと強く優しくなれるのでしょう。
古本で読んだのですが、途中で電話番号が書きこんでありました。
調べてみると「脳の健康チェックフリーダイヤル」でした。
この本を読もうと思うことが、もう充分に健康な脳をお持ちなのではと思ってしまいます。
夏井いつき「瓢箪から人生」
読書空間 ひつじ日和