「私語厳禁!」頑固親父的張り紙のお店にするつもりはありませんが、「読書空間ひつじ日和」としましては、そこに居合わせた者が互いに配慮し合えるような、ぬくもりあるお店がいいなあと思っています。
本を読む空間という意味においても、本に出会う空間という意味においても。ある意識レベルでいないとなかなか難しいはずです。お客さまの大切な時間、ほっとひと息つく時、安心してゆったりしていただきたいですし。
お店に立つ者としましても、その場の空気をどのようにつくるか、日々試行錯誤です。コミュニケーションについては学び続けたい。私自身は自然にできてしまう方だからこそ、他者にあまり同調しない。正直、抑制気味の対応で十分だと感じています。
そんなことを思いながら手に取ったのは、コミュニケーションがお題のこちら。
いつも笑いっぱなし、辛酸なめ子さんの本です。そこらの知り合いよりも余程トモダチ⁈と思えてしまうなめ子さん。今回も様々な方向から話題炸裂であっという間。
「同じようなスピリチュアルのレベルにおり、ある特定の成長段階に到達しているのであれば、そこに言葉は不要なのだ。」というネイティブアメリカンの言葉に痺れると仰るなめ子さん、に痺れてしまう私なのでした。言葉不要は理想です。
〈まだコミュニケーションに悩んでいるうちは、素人ということかもしれません。〉
確かに〜♪納得しました。
辛酸なめ子「大人のコミュニケーション術 渡る世間は罠だらけ」
読書空間 ひつじ日和