オスカー・ワイルドの童話3話と短編2話。
短編2話は、当時なぜオスカー・ワイルドが人気だったのか納得するくらい興味深い作品でした。
ミステリーとユーモアと最先端の科学が少しずつ入っています。
このショートセレクションシリーズは、その作者の入口にぴったりな本です。
短編であること。
読みやすいこと。
現在23冊くらい出版されています。
各編の初めにヨシタケシンスケさんのイラストがありますが、どのシーンを描いたものなのか、読んだ後に確認するのも楽しみの一つです。
収録作品
「幸せな王子」「わがままな巨人」「ナイチンゲールとバラの花」「カンタヴィル家の幽霊」「アーサー・サヴィル卿の犯罪 −義務とは」
「オスカー・ワイルド ショートセレクション 幸せな王子」
読書空間 ひつじ日和