夕方歩いていて星を見つけるとうれしくなります。
東の低い空に不気味な満月を見つけてゾッとすることも。
その向こうの宇宙は今でも膨張を続けていて、そこには考えられないくらいの銀河や星があります。
普段の生活からは途方も無さ過ぎてよくわかりません。
そもそも何もない所からこの世界ができたなんて。
そんな天文学の基礎知識が詰まった本です。
タイトル通り読み終えてから寝ました。
オリオン座の右肩にある星ベテルギウスは、もしかしたらもう無いかもしれないそうです。
超新星爆発の光が地球に届いたとすれば昼間でもはっきり見えるとか。
超新星爆発は平安時代にも起こっていました。
藤原定家の日記「明月記」に記載があるそうです。
当時はそれはびっくりしたことでしょう。
現代は少し知識があるだけで、壮大すぎて見ていることしかできないのは今も昔も変わりません。
今夜も夜空を見上げましょう。
縣秀彦「面白くて眠れなくなる天文学」
読書空間 ひつじ日和