本を作る過程には驚くほど多くの人が関わっています。
編集、装丁、校正、印刷、製本、流通・・。
各工程の専門家が本について思うところを記しました。
本にはそれぞれの想いが込められており、見ただけでそれが伝わる時があります。
そういう本は内容にも納得することが多いように思います。
いろいろと困難が待ち構えている紙の書籍ですが、それらの想いは誰かに伝わり、きっと細々ではあるけれど残っていくのでしょう。
小さいけれども書店を営む者としてはそのような本が少しでも誰かに届けば良いなと思うばかりです。
「金銭は生活に欠くことはできない。それに似て、言葉は、私たちの人生に欠くことができないものなのではないだろうか。」
「本を贈る」
読書空間 ひつじ日和