夫といつもの買い出しの車内、最近は「ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち」を聴いています。
英語によるインタビューですので、こんなこと言ってたんじゃないかと、後で日本語訳と答え合わせするのが(大まちがい!も含めて)楽しいひと時。リスニングに集中する間、私が静かに黙るのが狙いなんじゃないかしらと個人的には疑っています(笑)
カズオ・イシグロは二人とも好きな作家で熱心に耳を傾けました。有名な「日の名残り」は英国執事のお話。若い頃とは違う感覚で再び読んでみたくなりました。
most of us are butlers in one sense or another.
〈我々の大半は、みな何らかの意味で執事ではないか〉
のくだり、我が家には優秀な執事(「しつじ」ではなく「ひつじ」、つまり夫さんのこと。)もいるしね〜と話がまとまりました。
夫婦のパワーバランスは、もしかしたらこれくらいが平和なのかもしれませんね。優しいパートナーに感謝!
あ、本当の味わい深いインタビュー内容は、本の中でお楽しみ下さいませ。
「ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち」
読書空間 ひつじ日和