何かを始めるときには独りがいいと常々思っています。
複数人であったり、スタートアップ共有場所であったりはできるだけ避けた方が可能性が高まるのではと思っています。
完全に否定するのではなく、それはそれで良い所もあるかと思いますが、独りで考えつくすメリットがそれらを大きく上回ります。
きっと小田嶋隆さんならわかってくれることでしょう。
何者にもおもねらず、自身の頭だけで独り黙々と考え、発信しつづけた小田嶋隆さん。
その深く掘った穴からは、様々な検討、思考実験の跡がうかがえます。
残されたブログを読むと、まるで今を予言していたようなこともあります。
豊かな色彩には必要不可欠な色のようです。
「仮に147日間にわたって一日たりとも休暇をとっていない政治家がいるのだとしたら、私はその愚かな政治家の判断を金輪際信用しないだろう」(「君、最近休みをとったのはいつだね?」より)
小田嶋隆「小田嶋隆のコラムの向こう側」
読書空間 ひつじ日和