川上和人「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」

 

子どもたちに人気がある恐竜。
怪獣との違いは実際に地球上に存在していた生物であること。
あんな大きなものがどうやって生活していたのでしょうか。
想像力と好奇心を刺激します。

いつも愉快な文章を書く川上和人さん。
実は鳥類学者なんです。
学者とは思えない文章ですが。(褒めています)

近年鳥は恐竜と同じ祖先から分かれたと考えられています。
そこで鳥類学者の眼から恐竜を眺めてみました。

子どもが読んでいた恐竜の図鑑はどれも同じように感じました。
それはおそらく恐竜の研究結果の現在地を著してるからでしょう。
鳥類学者である川上さんから見るともう少し違った世界が浮き上がってきます。

外見や身体的構造、食性、生活全般、そして生態系への影響まで。

川上さん監修の恐竜図鑑があれば読んでみたい。

 

散りばめられている小ネタも魅力的です。

 

川上和人「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」

 

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