「もし宝くじに当たったら何を買うか。」
そんなことを考えたことは誰しもあるのではないでしょうか。
捕らぬ狸の皮算用ですけれど、妄想だけは誰にも縛られず、どこまでも自由です。
昔はかなり悩みましたらが、今だったら明確です。
山、田んぼ、畑、です。
きっと入手までにかなりのハードルがあるかと思いますが、それも妄想では軽く飛び越えてしまいます。
山の恵み(春には山菜、秋はキノコ、冬は暖炉用)や、大地の恵み(お米、野菜等)のお世話になります。
まるでこの本の水上勉さんのように。
水上勉さんが軽井沢で畑を耕していたなんで知りませんでした。
妄想ですから、考えられる困難には目を瞑っておきましょう。
そして何より宝くじを買うことでさえ妄想なんです。
水上勉「土を喰う日々」
読書空間 ひつじ日和