暑い夏が終わったと思ったら、冬のような寒さに耐えかねています。
読書の秋もどこへやら。
ともかく、本は読み続けています。
ペースはかなり落ちましたけれど。
ある本の中で頭の良い先輩が言っていました。
「基本的には死後30年経った作家の小説を読む」
というようなことを。
だからという訳ではありませんが、古典をたくさん読んでいます。
チェーホフ、ポー、ヘンリー・ジェームス・・・。
日本の昔の小説もちょこちょこと。
特に感心したのが、「小僧の神様」。
志賀直哉さんの短編です。
「モルグ街の殺人」は小学校の頃に読んだ以来でした。
そのときはすごい衝撃を受けたことを記憶していたので。
大人になった今は普通に読み進めました。
(犯人を知らずに読んだらどうなったかはわかりません)
今一番読みたい本は、ディケンズの「荒涼館」。
新しいのは販売されていないらしく、中古で探すしかないのですが、なかなか入手できません。
きっといつか出てくるだろうと、気長に待っています。
志賀直哉「小僧の神様」
ポー「モルグ街の殺人」
読書空間 ひつじ日和