宮本輝「五千回の生死」

 
よくこんな話が思いつくなぁって、尊敬しながら読みました。
 
「トマトの話」の手紙の行方、なぜトマトを欲しながらそういう行動に出てしまったのか。
「昆明・円通寺街」の友達の生死の行方は。
 
疑問を残しながら、でもそのままで十分余韻を楽しめます。
 
「バケツの底」が好きでした。
 

 

宮本輝「五千回の生死」

 
読書空間 ひつじ日和