2回目を読みました。
全体を知っているので、さらに理解が深まりました。
やはり読む価値のある本でした。
「信じがたいことに、無伴奏チェロ組曲は、長い間、単なる練習曲の寄せ集め程度にしか思われていなかった。」
「これらの作品には作曲家の自筆譜が残されていないのだ。この組曲には信頼すべき原典というものが存在しない。」
この2点が動機となり、組曲が徹底的に調査されます。
ミッシャ・マイスキーにインタビューをしたり、ヴァルター・ヨアヒムに偶然出会ったり。
自筆譜がひょんなことから出てくるような気がします。
エリック・シブリン「「無伴奏チェロ組曲」を求めて」
読書空間 ひつじ日和