カズオ・イシグロ「遠い山なみの光」

 
何が起こるわけではありませんが、戦後の日本(長崎)と、そこに住む人の人生が人の心をつかみます。
長崎の地形なり、街並みを知っている人と理解に差が出てくるのでしょうか。
時間をおいてまた読まなきゃ、と思わせる内容です。
万里子さんの人生が少しでも良くなれば、と願います。
 
イシグロ氏はどこまで日本のことを覚えているのでしょうか。
ほとんど覚えていないとしたらすごいと思います。
 
 

カズオ・イシグロ「遠い山なみの光」

 
 
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