まるでヨガの先生が、クラス前にためになるお話を優しく伝えてくれる時のように、著者に語りかけてもらっているようです。
「呼吸はだいじ」
そう実感する場面を経験するほど、この本がありがたい頼れる存在に感じます。
「人間はみな、もともと明るく前向きにできていません。私たちはみな、哀しみを抱いているのです。」
そのように前提してらっしゃる著者の言葉は愛に満ち、とても素直に自分の中に入ってくるのです。
帯津良一「呼吸はだいじ 「ゆっくり吐いて吸う」は、最高の健康法」
読書空間 ひつじ日和