2021-02-17 シェイクスピア「ジュリアス・シーザー」 読んだ本のメモ(書棚担当) テーマは扇動です。 大衆をどうやって味方につけるのか。 シーザー暗殺の正当性を主張するブルータスの演説に、市民はブルータスに同情します。 その直後のアントニウスの演説を聞くと、考えが180度変わります。 シェイクスピアは民衆の愚かさを皮肉っているのでしょうか。 それとも、そんなに簡単に流されるはずはないという期待を持っていたのでしょうか。 現代はインターネットの情報もあるため、さらに複雑化している気がします。 ジュリアス・シーザー (光文社古典新訳文庫) [ ウィリアム・シェイクスピア ]価格: 572 円楽天で詳細を見る シェイクスピア「ジュリアス・シーザー」 読書空間 ひつじ日和