今野真二「日日是日本語」

 
日本語学者の今野氏が、2018年にことばについて考えたことを日記として記述したものです。
 
日々丁寧に考えていることが伝わります。
 
買ってきたソラマメの袋に「蚕豆」という記載がありいろいろと調べてみたり。
お釣りをもらって、なぜ「釣り」なんだろう、と考えてみたり。
「幻」「神対応」「レジェンド」という言葉に対し、ことばが安っぽく使われていないかと危機感を持ったり。
 
 
また
「「書く」という行為は内省を伴うことが多く」
「「書く」という行為が「丁寧に考える」ということと結びついている」
とのお考えに至ったとのことです。
 
 
 
いかに毎日粗雑に言葉を遣ってしまっているか。
反省しなくてはいけません。
 
 
 
今野真二「日日是日本語」
 
 
 
 
 
 
 
 
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