追想

 
(こちらは追走)
 
好きなクラッシック映画のひとつに「追想」があります。
 
「追想」を追想してみますと…
 
主演のイングリット・バーグマンに〈怯えると咳込む癖〉があることが、物語のひとつの鍵でした。
 
寒い季節には誰しも風邪っぽくなることがあるでしょうけれど、近頃の雰囲気ですと咳ひとつ、気をつかってしまいそうです。
 
そんな時は映画の主人公気分で、生き残ったロマノフ王朝の皇女アナスタシアになったつもり。
そう、怯えているだけ…。
 
さすがに妄想が膨らみ過ぎましたかね。
とはいえ、病は気から。
不安や恐怖に煽られてしまわないよう、互いにいたわり合いたいです。
 
映画のラストでは皇太后の台詞が印象的。
 
The play is over.
Go home.
 
愛のある幕引き。
この世の種々の騒動もそんな風に終焉を迎えられるよう、地球の穏やかで明るい未来に意識を向けつつ、今日を過ごしたいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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