ジャン=クロード・カリエール「ぼくの伯父さんの休暇」

 
海と接していない県で育ったせいか、海への興味はとても大きなものでした。
小学生の時は数年に1回の海水浴がとても楽しみでした。
何時間も車に乗り、山の合間から見えた青い海と空に心躍りました。
時間はすぐに過ぎ去ります。
海との別れもせつないものでした。
 
 
 
短い夏の間、ユロさんの行くところでは事件が多発します。
格好をつけるほど滑稽で、意図していないことがとても格好良い。
「私」は次第にのめりこみ、どうやって感謝を伝えようかと思案します。
 
 
 
夏のフランスの海での、愉快で少しせつないお話です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
読書空間 ひつじ日和