ジョン・パウエル「響きの科学」

 
この世界は音で溢れています。
鳥やカラスの声、車の音、風が何かを揺らす音、遠くの方でするホワイトノイズのような音。
 
同じ空気の振動なのに音楽はすぐにそれと分かります。
ただの物理現象なのに心を揺さぶられます。
それもほんの数分で。
 
音楽を科学的に説明した本がこの「響きの科学」です。
笛やパイプオルガンの仕組みなんて考えたことありませんでした。
 
音が調和しているのは人間がそう感じているからです。
なぜそう感じるのかはきっと解明できないのではないでしょうか。
 
 
 
約2000年前に墓石に刻まれた楽譜があるそうです。
完全な形で残る最も古い作品です。
その歌詞は「人生は短いから生きているうちに輝こう」と訴えているそうです。
著者のジョン・パウエルさんは思いました。
 
 
「まさにロックンロールの王道を行くような内容だ。」
 
 
 
 
ジョン・パウエル「響きの科学」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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