人類の最大の発明は「ことば」ではないでしょうか。
そして最大の進歩も「ことば」やそれを発する仕組みだと思います。
「ことば」があるからこそそれまで蓄積してきた何かを最短で習得することができます。
ナカムラクニオさんは「ことば」を誰かに伝えるのものは全て「本」と定義しました。
その広義の「本」の歴史を楽しく知ることのできる本です。
10年後、紙の本がどうなっているのかはとても興味深いです。
画面上で文字を読むことはたくさんのメリットもあると思いますが、目の疲労とバッテリーの問題からはなかなか解放されないのではないでしょうか。
本屋さんや図書館がどのように変化していくかも楽しみです。
ナカムラクニオ「本の世界をめぐる冒険」
読書空間 ひつじ日和