大崎梢リクエスト!「本屋さんのアンソロジー」

 

ある人のお話。
お弁当屋さんで唐揚げ弁当を注文しました。
次に入ってきた人も唐揚げ弁当でした。
そのお弁当屋さんはおかずとごはんが別々の入れ物に入っています。
入れ物の色や形は一緒なので、おかずとごはんの区別はつきません。

 

家に帰って開けたところ、なんと両方とも唐揚げでした。
ごはん無し、唐揚げのみ弁当。
あー、と思ったっけれど、よく考えてみると次の人はごはんのみ弁当です。

 

 

本屋さんを舞台にしたアンソロジー。
本をヒントに謎を解いていく作品がいくつかありました。

 

そして唐揚げだけ弁当、ごはんだけ弁当を思い出してしまうような作品も。

 

 

 

その人は、ごはんを二つ食べたのでしょうか。

 

 

 

 

大崎梢リクエスト!「本屋さんのアンソロジー」

 

 

 

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