磯田道史「武士の家計簿」

 

とても便利な世の中になりましたが、なんとなく先行きに暗雲が立ち込めているような時代の雰囲気もあります。
天災、疾病、不安定な物価、紛争、難民問題。
世界はどこへ向かおうとしているのでしょうか。
この先どのように生きていけばよいのか不安を持っている人もたくさんいるかもしれません。

 

過去にはもっと激動の時代がありました。
幕末から明治維新を経て戦争の時代へ突入します。
全ての体制は変わり武士の身分も無くなってしまいます。

 

磯田さんは「金沢藩士猪山家文書」から当時の武士がどのように生活していたか、を読み解きます。
当時の金銭出納、手紙から様々なことを想像します。

 

そんな世の中でも人間は生き抜く力がありました。
きっとなんとかなるのでしょう。

 

 

様々な情報を見て不安を募らせるよりも自分軸を大切にしましょう。

 

 

 

磯田道史「武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新」

 

 

 

 

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