頼むから静かにしてくれ2

 

米軍機

 

「頼むから静かにしてくれ」と叫びたいかわりに、書棚のこのタイトルを凝視したのはこの前の春休み。さて、この夏休みはというとリズムよく過ぎ去った感じで、叫びたくはなりませんでした。めでたし。

 

レイモンド・カーヴァーさんの短編集「頼むから静かにしてくれ」には「2」があって、そちらにこの表題作が含まれていました。

 

彼の作品は少しだけしか知りません。詩集「水と水が出会うところ」の雰囲気とか。昔のアメリカ映画の中の侘しい男のイメージ。一文字なら、哀。怒。上手く言えないけれど、資本主義的なピラミッドが思い浮かんで、消えていきました。

 

 

 

レイモンド・カーヴァー「頼むから静かにしてくれ(2)」

 

 

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