行ったことのある場所で多分いちばん高い緯度の場所、エジンバラ。旧市街の古い建物がいい雰囲気。「地球の歩き方」の案内表記が間違っていてなかなか宿に辿り着けないという、苦い思い出付きの街。若い女がふたり、日が暮れてきた時のあの心細さはよく覚えています。
一方、本棚の中に「タンノイのエジンバラ」という本。ん?なんのこっちゃ?
(書棚担当が日々、追加、整理、更新しますので、私も急に何かをみつけることがあるのです…)
タイトルのエジンバラに惹かれて読んでみましたら、あの心細いエジンバラの夕暮れみたいな寂しさが漂うお話。人生の中にはそんな日が誰にでもあるはずで、そうでなかったら優しさや感謝を忘れてしまう人もいる…。
タンノイはTANNOY。
エジンバラはEdinburgh。
スコットランドの有名なスピーカー。
ふうん。またひとつ知りました。
長嶋 有「タンノイのエジンバラ」
読書空間 ひつじ日和