司馬遼太郎「街道をゆく39 ニューヨーク散歩」

 

司馬遼太郎さんがニューヨーク行きました。
出会う人、行く場所がとても魅力的に思えます。
それは司馬遼太郎さんの、人を信じて良い所を見つけ出す能力、そして豊富な知識がそうさせているのではと感じます。

運転手のマクドナルド氏、案内の平川氏、ドナルド・キーン、タウンゼント・ハリス、ヘンリー・ヒュースケン、日本では無名だけれど、コロンビア大学の日本学の祖、角田柳作、バーバラ・ルーシュ教授、漱石好きのインドラ・リービ。

1800年代後半にどうやってあの巨大なブルックリン橋ができたのか、はミステリー作品のようでした。

 

最後になぜハロウィーンがアメリカで普及したかを考察します。
そして衝撃的だったあの事件についても。

 

司馬遼太郎「街道をゆく39 ニューヨーク散歩」

 

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