徳仁親王「テムズとともに」

 

皇室ウォッチャーの辛酸なめ子さんがこの本を読んだそうです。
感想は「ヘンリー王子の1000倍まじめな内容」「ヘンリー王子の本は悪事ばかりだけれど、この本にでてくる悪事はうっかりコーヒー代金を払い忘れたところだけ」。

これは読まなくてはいけません。

徳仁天皇が20代の時にオックスフォードに留学したときの回想録です。
2年間学業に励み、同時に様々なことを経験しました。
音楽、スポーツ、文化、芸術、歴史・・・。

そして該当箇所は78ページ。
昼食後、コーヒーを飲みながら歓談することが楽しみの一つでした。
飲み物は自己申告でノートに記載しなければいけないシステムを知らなかったための出来事でした。

うっかりミスも正直に記述があって逆に清々しいくらい。

 

学業の方ではテムズ川の水運についてを懸命にまとめたそうです。
「ボートの三人男」も読んでいるに違いありません。
もしお会いすることがあれば聞いてみたいです。

 

徳仁親王「テムズとともに-英国の二年間」

 

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