気仙沼で漁業をしている畠山さん。
当初海産物は海にただよっている栄養を摂取していると思っていました。
日本が高度経済成長している時代に、海苔が全滅したり、牡蠣に問題が発生するようになります。
次第に森の重要さに気づきます。
海産物の栄養は、実は森が川を伝って供給しているのではないか、と。
森と海の交流が始まります。
自然と共に生きている人の強さと優しさを感じます。
そしていつもながら自然の奥深さも。
大切なことが詰まっている本でした。
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畠山重篤「森は海の恋人」
読書空間 ひつじ日和