中島さんが土井さんの面白さと哲学をぐいぐい引き出しています。
印象的な言葉は「和える(あえる)」
「和食では混ぜるっていうことがないんですよ。」
「ひとつひとつの食材に敬意を払います。ですから「和える」。それぞれの存在感を、美しいところを尊重させて、隣同士に。」
「混ぜたらあきません。」
「ムラがあったらそれでええやないかと。」
まるで人間社会への提言のようです。
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土井善晴、中島岳志「料理と利他」
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