現在の経済優先の世の中では、今すぐに食料危機が起こってもおかしくない状況です。地球も人間も悲鳴をあげているように思えます。
今すぐに少しでも二酸化炭素の排出を抑えなければなりません。
いったいどうしたら良いのでしょう。
資本主義経済の下では国家はGDPを追求します。
SDGsは経済を回すための隠れ蓑なのではないかと疑ってしまいます。
個人が何をしても無力感しかありません。
でも本当にそうでしょうか。
この本にヒントが隠されています。
人間が豊かに、搾取されずに、過不足なく生きていくことは可能です。
しかも地球環境を破壊せずに。
大切なのは現状を知って全員で少しずつ実行していくことです。
実行し続けることです。
本当に小さなことからでも。
斎藤幸平「人新世の資本論」
読書空間 ひつじ日和