人類は非常に短期間の間に化石燃料を消費し尽そうとしています。
そして自分たちの生きている環境を悪くしてもいます。
持続が不可能でありそうなことだけはわかります。
個人個人ができることをコツコツと積み上げるしかありません。
エネルギーについて、そして人類の未来について、この本ほど示唆に富んでいるものはありません。
目からうろこが落ち、膝を痛くなるまで打ち、五臓六腑に染み渡りました。
誤っていた認識を正し、新たに知ることも数多くありました。
楽しく、愉快に、少しずつ変えていくしかありません。
教養と慈しみがあれば進むべき方向は明確です。
きっと人類であれば達成可能でしょう。
これから来る人たちのためにも。
古舘恒介「エネルギーをめぐる旅 文明の歴史と私たちの未来」
読書空間 ひつじ日和