直子さんの愛情がたくさん入っている本だと思います。
文章の間からひしひしと感じられます。
きっと本当に幸せだったんでしょう。
何かの本で星野道夫さんが書いていました。
「アラスカにオオカミが居なくなっても、ぼくらの生活は変わらない。
けれど、想像の中でアラスカからオオカミがいなくなってしまったら、大きなものを失う事になる。
実際にそこに行かなくても良い。でもそこにあることで豊かにしてくれる自然というものがある。」
ぼくらは星野道夫さんがいなくなって、大きなものを失ってしまったのだと思います。
直子さんがそれをコツコツと維持されていることで救われています。
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星野道夫 星野直子「星野道夫と見た風景」
・電気も車も使わない アーミッシュ
・「いいか、ナオコ、これがぼくの短いアドバイスだ。寒いことが人の気持ちを暖めるんだ。離れていることが、人と人とを近付けるんだ」
・「流産をするときには、どうやってもしてしまうものよ。自然のことなんだから、それに任せなさい。」
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