長らく家の本棚に眠っていたのですが、先日呼ばれた気がして手にとって見ました。
公演や弔辞やそのたエッセイ風のものが16個入っています。
司馬氏の知識に圧倒され、そして偶然もあり、不思議な感じです。
日本ではじめてアメリカに渡った軍艦、咸臨丸のことを詳しく調べた人を礼賛したり、「国語が下手だから、英語での主張ができない」とか、チェルノブイリや、歴史における人間と自然の関係から、「緑は全ての基本」を導いたり、すごい人だと思いました。
今生きていたら、なんと申されますか。
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司馬遼太郎「十六の話」
読書空間 ひつじ日和