ここ10年くらいで近所の小商いのお店がほとんどなくなってしまいました。
海苔巻きといなり寿司のお店。
お肉屋さん。
八百屋さん。
お総菜屋さん。
理由ははやり資本主義経済に飲み込まれてしまったことが大きいのでは、と思います。
資本主義経済は何が必要か、ではなく売れるか、利益が出るか、という物差ししかありません。
必要なものはどんどん淘汰されて今います。
ベーシックでシンプルな綿100%のTシャツ。
焼き魚定食が気軽に食べられる場所。
子どもが気軽に入れる駄菓子やさん。
今後いったいどうしたらよいのでしょうか。
カール・マルクスの「資本論」が一つのヒントになります。
斎藤幸平さんが資本論をわかりやすく解説し、今後の選択肢を示しました。
小さな本屋を続けている理由の一つもそこにあります。
斎藤幸平「ゼロからの「資本論」」
読書空間 ひつじ日和