だいぶ昔に読んで、もうすっかり忘れてしまっていました。
秘島図鑑の南波照間島のところでこの本が紹介されていて、また読むことにしました。
今回は島という観点から読みました。
主人公の父親の精神的強さに惹かれます。
確かに負けたとしてもなにかを主張することで変わることがあるかもしれません。
南波照間島は本当にあるのでしょうか。
あって欲しいです。
”大人は正義より、自分の利益を優先します。”
”正しいことを言った人間が損をしない社会を作ってください。協調性も大事ですが、悪いことに協調していては意味がありません”
”人の物を盗まない、騙さない、嫉妬しない、威張らない、悪に加担しない”
奥田英朗「サウスバウンド」
読書空間 ひつじ日和