望月衣塑子「新聞記者」

 
マスメディアへの信頼の低下の一要因に、権力への監視が弱くなっている、という理由があるような気がします。
 
それでも使命感を持って行動してる方もいらっしゃいます。
 
政治家がはぐらかしたり、逃げたりするのは何かがそこにあるからに違いありません。
どんどん質問すべきです。
 
菅さんに質問を投げ続けた望月さんは、ストレスで憩室炎を抱えていたそうです。
 
 
 
ある過労死してしまった報道記者のことです。
負荷の高かった仕事の一つが選挙での当選確実情報でした。
他社よりも早くその情報を得ることが最重要だったのです。
それにいったい何の意味があったのでしょうか。
 
 
早さよりも深さの方が大事なのではと思います。
ゆっくりで良いのでとことん突き詰めてゆくことです。
 
 
 
 
ガンジーさんは言いました。
「良いことはかたつむりのようにゆっくり進むものだ。」
 
 
 
 
望月衣塑子「新聞記者」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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