夏目漱石「硝子戸の中」

 
 
 
栞に少しこだわりがあります。
 
新しい本に最初から入っている出版社の栞は幅が広いし、ペラペラなので扱い難いです。
 
新潮文庫の紐の栞もなかなか良いのですが、すぐに先端がほどけてしまうことに不満が残ります。
 
 
最近のベストはこちら。
漱石山房記念館のお土産です。
 
 
幅2cm、厚み1mm弱。
すぐに目的のページが分かりますし、挟んだまま読んでもそれほど邪魔になりません。
本当は幅1.5cmくらいでも良いのですが。
 
 
27歳くらいの漱石さんの写真も。
若いです。
 
 
「硝子戸の中」は漱石晩年のエッセイ的文章です。
大正14年(1915年)。
病気がちだったためかなんとなく死を意識しているように思います。
それでもあっけらかんとしたところもあり、人間関係の部分は今と変わりません。
 
今こんな内容のブログがあってもおかしくないような内容です。
夏目漱石オフィシャルブログ「硝子戸の中から」とか。
 
 
インスタグラムでもツイッターでもなく。
 
 
 
 
夏目漱石「硝子戸の中」
 
 
 
 
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