〈話すことで人生の空虚感を埋めているかのように、ひたすら喋り続けることで満足感を得ようとしている〉
〈言葉を選んで短く語ることも「限りなく少なく」のひとつの表現法〉
〈力とエネルギーは「沈黙」から発信される〉
〈何も語らず何もせずともただそこにいるだけ〉
上記は、ひつじ日和でよく購入していただける本の上位に入る「限りなく少なく豊かに生きる」の一節です。
冷たく清らかな空気の朝に開いたページは、大切なことを教えてくれた気がしましたので、そちらに栞を。
あらかたの「物質の整理」は終えている方が、最近では増えているように感じます。お次は目に見えないもの、の段階なのでしょうか。発する言葉にも気を配る一年にしたいです。
ドミニック・ローホー「限りなく少なく豊かに生きる」
読書空間 ひつじ日和