伊与原 新「月まで三キロ」

 
浜松市が出てくると聞いていたのでいつか読みたいと思っていました。
 
短編が6個。
浜松市が出てくるのはそのうちの一つ。
問題をかかえた人々の物語。
どれも心揺さぶられるものばかりでした。
 
かっこいい大人と、科学的なエピソードがいろどりを加えます。
雪の結晶、アンモナイト、火山、地層、宇宙。
雪の結晶は小さい頃不思議に思ったものです。
 
「わかった気になるというのは、危険なことだ」
 
「わかるための鍵は常に、わからないことの中にある」
 
「うまくいくことだけを選んでいけるほど、物事は単純ではない」
 
「人生に後悔はつきものや。そのために、ブルースがある」
 
 
 
浜松の、キーポイントとなるその場所には行ってみようと思います。
 
 
 
伊与原 新「月まで三キロ」
 
 
 
読書空間 ひつじ日和