小林英樹「フェルメールの仮面」

 

フェルメールの絵に惹かれた人たちがいました。

 

2000年代の日本。

1800年代のフランス。

 

二人ともフェルメールの模写をします。

光の粒を追い求めるように。

 

過去と未来が行き来し交錯し、次第に大きなものに巻き込まれれてしまいます・・・。

模写なのか。

贋作なのか。

 

フェルメールの絵は時には人を犯罪に駆り立てます。

少ない点数もそれに拍車をかけるのかもしれません。

 

後悔と哀しみが漂います。

 

 

今後フェルメールの真作が見つかることがあるのでしょうか。

 

 

 

フェルメールの仮面

フェルメールの仮面

  • 作者:小林 英樹
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon

小林英樹「フェルメールの仮面」

 

 

 

模写と贋作は背中合わせです。

贋作と言えばこちらの本。

笑える(感心もする)模写ですが。

 

大贋作展

大贋作展

Amazon

アーブル美術館「大贋作展」

 

 

 

読書空間 ひつじ日和