岡本太郎さんがパリに住んでいた頃のことを思い出して記したもの、両親について、等、エッセイ集です。
やはり普通ではない何かを発している内容が大部分ですが、一人旅の時に孤独で寂しいと思っていたことに安堵したりもしました。
この方が5年間も軍隊生活をしていたなんて想像がつきません。
渋谷の駅にあった「明日の神話」は全体を俯瞰することができないくらいとても大きな壁画で、魂みたいなものを感じました。
その前を歩いている人たちは見慣れているのか、足早に目的地に向かっていました。
あの大きな目玉は何を見て何を感じているのでしょうか。
岡本太郎「芸術と青春」
読書空間 ひつじ日和